うつ病治療にはカウンセリング|心療内科との違いとは

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どうもうなぎです。うつ病になると心療内科に通うだけで済ませてしまっている人が多いと思います。
早く治すために私はカウンセラーによるカウンセリングを受けました。今回はうつ病になったら心療内科とカウンセリングを両方受けるべき理由をお伝えしていきます。

目次

うつ病治療に欠かせないカウンセリング

カウンセリングとは

悩みを訴える人の相談に応じ、(精神医学の立場から)助言や指導をすることで、職業として存在しています。アドバイスをするというよりは、悩みを傾聴しコミュニケーションを深めていくことで頭や心の中を整理できたり、何かに不安要素解決に導く役割です。精神的な疾患に発展する前に、防止・改善するという役割もあります。専門知識やスキルを持っているので、相談が乗れるだけではカウンセリングができるとは言えません。

カウンセリングの目的

カウンセリングの目的は人によって目的は様々です。主に悩みや問題解消であったり、ストレスの緩和、ただ話を聞いてもらい共感を得るだけで救われる人はたくさんいます。

カウンセリングは直接問題解決に繋げるのではなく、対話を通して心の負担が減り自己成長したり、良くなろうとする力を育てていくことが求められています。

治療中に受けたカウンセリング

私は心療内科とは別にカウンセリングを受けていました。

なぜそうしたかはこちらの記事を合わせて見て頂きたいと思います。

これって鬱?身体に出る限界のサインを見逃さない!私と同じ方を少しでも減らしたい!

まず予約したカウンセリングはマンションの一室を借りていて、尋ねると一人の男性が待ってくれていました。料金は7000円(こちらはカウンセラーによって違いあり)

その頃の私は常時心身が不安定で、まともな判断もできておらずその日は確か、お金を忘れて一度ATM に戻りに走ったのを覚えています。何ならカウンセリングに疑いを持っていました。それでも藁にすがる思いで、動かないと変わらないのでカウンセリングを受けることに決めました。

まずはどのような症状があるか伝えました。進め方はカウンセラーによって違うと思います。私の先生の場合は先に患者のことを聞いてみる、患者が話せるなら話を聞いてその後質問をするといったやり方だったのでしょう。

自分のことを話している途中に私は泣き出してしまいました。今思うと普通ではないことはよくわかります。

その後はノートに名前、生年月日住所等、そして自画像を描いてくださいと指示されました。

目的としては、字の丁寧さ、大きさ等で性格を知ることができるそうです。重要視していたのは自画像の書き方で「用紙いっぱいに描く」、「全身を書く」、「表情」、「手の書き方(開いているか握りこぶし)」など見るところはたくさんあるそうです。わたしは全身を書いて手は開いている書き方をしていたと思います。繊細で、几帳面なところがあると判断されその通りでした。先生の話し方の柔らかさから次第に疑いも晴れていきました。1回目は対話と診断だけで終わりました。

2回目以降からは、催眠療法(目をとじて深呼吸しながら進めていく)や自立訓練法(自己催眠を用いたリラックス)施術も加わっていきました。

対話に関しては、コミュニケーションをとってだんだん仲良くなっていくみたいな感じで、家族に関してや恋人、友人の話をして少しずつ自分のことを知って貰いました。

私は家族に関しても問題があり、アダルトチルドレンであるといわれました。

アダルトチルドレンとは

子ども時代に親との関係で受けた心の傷が、現在の生きづらさやパーソナリティに影響している状態を指す言葉です。

詳しくはこちらの記事に書いてあるので見て頂きたいです。


【アダルトチルドレン】家庭内トラウマを乗り越えた方の生きづらさには原因がある

当てはまれる要因としては

周囲が期待しているように振る舞おうとする
・何もしない完璧主義者である
・尊大で誇大的な考え(や妄想)を抱いている
・「NO」が言えない
・しがみつきと愛情を混同する
・被害妄想におちいりやすい
・表情に乏しい
・楽しめない、遊べない
・環境の変化を嫌う
・他人に承認されることを渇望し、さびしがる
・自己処罰に嗜癖している
・抑うつ的で無力感を訴える。その一方で心身症や嗜癖行動に走りやすい

結構当てはまっていました。私の場合はこの要因プラス家庭環境のせいであるといわれました。

効果と期間

皆さんが気になる効果ですが、絶対的に効果があるとは言えないものが特にこのカウンセリングにあてはまると思います。悩みを解決しようと思うのではなく、プロに話し相手になってもらうくらいでいいのかもしれません。カウンセリングを一回受けたら、うつ病がこれくらい減るみたいな数値的なものでもないので難しいところです。実際私はとても救われています。仕事を退職する判断や、転職の判断、一人で決めようとすると固定観念にとらわれて視野が狭くなってしまいますが、相談に乗ってもらうことで誤った判断を避けることもできました。うつ病を治すという目的より人生相談のようになっていました。

期間ですが、初めは1週間に1回、3か月ほどしたら2週間に1回のように減らしています。こちらは金銭面もありますので、先生と相談して決めるとよいです。私はもう1年通っています。正直お金がきついですが、それだけ私はこの対話に意味があると自分の意思で判断しています。皆さんもお金を払うことの意味を見失わないように注意しましょう。

また、本当に良くないカウンセラーに当たった場合はすぐに変えましょう。実際にそういう話も聞いたことがあります。

カウンセリングの種類


カウンセリングとは別にうつ病や、気分が落ち込んでいる人が受けるものではなくて、何かしらに悩みを抱えている人が受けるものでカウンセリングにも種類があります。

私の受けたところにはカップルカウンセリング

というものがあって、二人で受けたり、一人で受けたり選べるそうです。恋愛相談のような形になるのでしょうか。

まとめ

カウンセリングの基本は対話であり、直接問題解決につながるわけではない。

自分の性格や特性を知ることができる。

お金がかかるので先生との相談はしっかりする。

受ければ確実に効果が有ったり、期間が長ければ治るというものではない。

カウンセリングには種類がある。

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