こんにちはうなぎです。私は大学時代サンマルクカフェでアルバイトをした経験があり、もしもカフェでのバイト、サンマルクカフェでのバイトを検討している方に向けてお伝えしていきます。
こちらの記事は2019年ごろのものなので、現在とは違うところがあるかもしれませんが・・・
おすすめのバイトの記事も載せているのでよければこちらをご覧ください。
将来に役立つ学生アルバイト選び!高時給だけで選ぶなんてナンセンス!
目次
サンマルクカフェでのアルバイトは実際どうなのか
サンマルクカフェ
まずはサンマルクカフェについて紹介します。
サンマルクと言えばあれだよね。チョコが入ったチョコクロワッサン!
カフェとして利用しなくてもお土産として買う時があるよ。
サクサクのクロワッサン生地でチョコを包んだ「チョコクロ」が有名で看板商品です。
基本的にはお客様が先にレジで注文・支払いをして、ドリンクを受け取り自分で席を選んでもらう方式です。イメージしやすいのはスターバックスコーヒーやマクドナルドのような感じです。
特徴としては
- 価格帯が低め(コーヒー一杯 S 230円 /M 290円 /L 350円)
- 他カフェと違い、焼き立てのパンがあり、種類も多め。
- サンドイッチを店内で作っている。
- デザートの種類も豊富(パフェ・デニブラン・ワッフル・シュークリーム等)
- パスタもあり、昼食にも利用できる。
私が働いていた時はコーヒーSサイズ216円でした。え!?今シュークリームとかあるの?
実際に働いてみて
実際に働いてみての給料や勤務体制を紹介していきます。
まず各項目ごとに評価を付けていきます。
星は5段階です。
給与 | ★★ |
福利厚生 | ★★ |
忙しさ | ★★★★★ |
仕事量 | ★★★★★ |
スキルアップ | ★★★ |
異性との出会い | ★★★ |
スタッフの中の良さ | ★★★ |
男女比 | 3:7(男:女) |
仕事量・忙しさはとても忙しいという意味で最大評価しています。
給与・福利厚生
給与
給与ですが基本最低賃金くらいで、例外としては忙しいところは少し賃金が高く感じます。あとはオープニングスタッフの賃金が高くレア求人だったケースも。
そして研修期間(‐50円)があり、研修センターで研修を受けるか、店舗内テストに合格するとやっと正式な賃金になるという制度です。
朝のオープンの時間(6~9時)時給100円アップ。オープンの方の業務量は後述しますがとてつもなく多いです。ちなみに私のいた店舗には時給は変わりませんでした。
初期費用でエプロン3000円が給料から天引きがあり、白いポロシャツは自前で準備しなければならず制服貸与ではありません。
福利厚生
福利厚生としてはまず従業員割引はあり、そしてサンマルクグループので利用できる割引チケットが各店舗ずつ貰えるといった感じです(期限あり)。こちらは私が勤務途中の制度なので、その都度変更されている可能性があります。
交通費は月上限6000円のようですが、私はありませんでした。
注意するべき点・まとめ
勤務地によっては差がありますが、賃金の低さに注意しましょう。基本最低賃金レベルです。研修時(-50円)
研修センターは連続して通わなければならず、なかなか通うことが難しく、結果テスト評価になることが多い。
給与・福利厚生はとにかく店舗によって異なることが多い。(交通費、オープンの時給UPの有無等)
業務内容
先ほど特徴をあげましたが、お客様に提供していることはすなわち働く私達が業務としてしなければならないことです。
ウエイトレスのように注文を聞き回って商品を席まで運ばなくても良いけれど、早さが求められたり、レジ・ドリンク・デザート・パンなどやることがたくさんあるということです。
初めは二人勤務のところに+1人で研修として業務を覚えていくのですが、レジとパン作成をそれぞれ5回ほど入ったらもう一人立ちです。それか研修センターを終了するといた制度もありますが、どちらもすぐに即戦力としてカウントされるので、初めは本当に負担が多いです。
担当する仕事を分かりやすくまとめてみます。
- レジ
- ドリンク作成
- デザート
- パン調理
- パスタ調理
営業時間中表だってやることは5つほどでしょうか。
実際に働いてみて、やることは相当多いです。
例えばレジとドリンクは一人で両方行うことが多いです。パンやデザートを作る人が注文が入らなければ普段はドリンク作りのサポートする感じです。
とにかく一人二役は当たり前、完全分業制であるとは思わないことです。
また、こちらは店舗の大きさや、立地によるのですが、一度に勤務するアルバイトの人数が指定されていて、私が働いていた店舗は基本2人、お昼時3人でした。
もう一度言います。2人でお店を回していました。
これは人が足りていないとかではなく、忙しさなど考慮し、店舗ごとに指定された人数なので、忙しいところには必然的に一度に働けるアルバイトの人数は増えます。
そしてサンマルクカフェにはカメラで監視されているということを忘れてはいけません。このカメラを使ってテストも行われるのです。脅すように書きましたが、普通に働いていたら怒られることはないですよ!
業務で大変なのは、パン調理の時間配分と仕込みの管理でしょうか。
パンはすぐに焼けるものではなく、生地の準備・パンの生成・焼く時間に合わせて40分以上はかかります。お昼時は瞬く間になくなるので、優先順位の把握が大切になってきます。
特に人気のチョコクロは5個入りのボックスで購入していく方が多く、時間が無い時に限って注文が連続したりしてしまいます。クレームの元になったりするので在庫管理能力が求められます。
そして基本の業務の他にやらなければならないことがあります。
- 商品の発注・棚卸
- 機械類の清掃
- シフト管理
- 営業終了後の掃除(コロナで清掃業者を雇うのをやめた?)
とくに商品の発注は営業中にするので、2人体制のところは時間を見てワンオペになってしまうところもあります。また、シフトの管理も任されるので業務内容として求められるものは社員と変わりません。
各時間帯の業務内容
オープン(6時~9時)
オープンは開店準備から開店2時間くらいの間のことを言います。(6時~9時)
オープンは他の時間帯と比べ異質です。まず発注していたものを片付け、レジ金の確認、機械類のオープン操作をします。
朝の時間帯の一番大変なところはオープンする1時間の間にすることが多すぎるといことです。
発注品の片付け、レジ金、機械の操作、サンドイッチの調理(店舗による)、パンの制作・調理、看板出しなどを1時間でやります。
やることは多く、商品の種類が多いので朝は本当に戦場です。
正直間に合わないので、打刻せずに早く出勤する人もいました。
オープンしてからも忙しさは続きます。出勤前のサラリーマン、モーニングを日課にしている老人など、早さの求められ方が尋常ではありません。誰がどれを頼むかの把握は知らない間にできるようになっていました。曜日ごとにモーニングが違い比較的頼まれるものが決まっているので、ドリンクの種類に左右されることはないのでこの点は楽かと思います。作業を効率化できた人は朝のほうが楽という人もいました。
朝のラッシュが終わると昼のパンの準備、次の日の仕込みをして交代します。
ランチ(11時~15時)
ランチは11時から15時まであり、こちらも曜日ごとに違う商品がランチセット対象になります。ランチ時は1人人員がプラスされるので、この間にできることをやり切ろうというスタンスでした。食品の発注や、売上金を銀行へもっていったり、正直アルバイトの域を超えていたと思います。
お昼時は何といっても永遠にお客様が入ってくることです。なので連携は必須で、コーヒーの数を一つ間違えるだけで多大な時間ロスが発生します。そして朝とは違い、色んなドリンク・デザートの注文、パンの在庫管理に追われます。お昼時は一気に忙しくなるので、準備が大切です。
ラスト(15時以降)
ラストの仕事の大変なところはお店を閉めるための準備をどこまでできるかです。
基本二人体制で、接客をしながら発注をして閉店準備を進めていきます。
床の洗浄や、曜日や日にちごとに指定された清掃作業をしなければなりません。こちらも閉店後まで後回しにしておくと帰宅時間が終電近くなってしまいます。
一人が清掃作業に取り掛かったときに限って、団体客が来たり、デザートがたくさん通ったりして、自分の思い通りに作業を進めることが困難な時間帯です。
閉店してからはまた戦場です。レジ締めや機械類の締め作業、パンの陳列に使っていたトレイの洗浄など、これまたたくさんのやることがあります。
時間帯ごとの業務まとめ
どの時間帯も総じて大変である。
連携や、効率が大切であり、慣れるまでが大変。
業務量が多いので、一緒に働く人との交流は自然と増えて、仲間意識が強くなる。
大切なのでもう一度、一緒に働く人によってとても左右される。
アルバイトとして働くにはどうなのか(まとめ)
ここまでは私が経験してきたことを絡めて、サンマルクカフェのアルバイト事情をお伝えしました。
私が最後にお伝えしたいのは
サンマルクカフェでの勤務はカフェが好きならやっても良いが・・・要検討
です。
やっぱり、業務量に見合った報酬ではなく、人員も適当とは思えません。
カフェでアルバイトしたいのなら、他にいくらでもあるので、候補から外したほうが賢明でしょう。
私自身ここまで、地獄な環境で働き続けることができたのは、一緒に働く人の存在でした。
一緒に働く人が悪いとどんなに良い環境でも働こうとは思えません。ようするに運によるところがあるということです。
それでも、マルチタスクが得意、やっぱりサンマルクで働いてみたいという方は応募してみてください!
大変ではありましたが、私自身も楽しい思い出もあり、友達もたくさんできました。
今回は私自身の経験をもとにお話ししましたが、どんなアルバイトをするにもまずは現場を知ってみることが一番です。どんどん偵察に行ってみましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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