メンタルが弱めな人のための就職活動の考え方

目次

― 学生時代と転職活動を通して気づいたこと ―

就活の時期になると、なぜか書きたくなる。
学生時代と、社会に出てからの転職活動を振り返りながら、自分の思考を元に「就職活動のやり方・考え方」をまとめてみたい。

まず前提として、この話はメンタルがあまり強くない人自己肯定感が低めな人ほど当てはまると思う。
逆に、自信があって前向きに突き進めるタイプの人には、あまり参考にならないかもしれない。

メンタルが弱い人ほど気をつけたい「職種・業界選び」

メンタルがあまり強くない人は、向き不向き以前に、
金融・不動産などのゴリゴリの営業系は慎重になったほうがいい。

とはいえ、そもそも選択肢にすら入らない人もいれば、
「お堅い職業」として金融を選ぶ人も一定数いる。
自分もその一人だった。

メンタルが強くないのに金融系を選びがちな理由

振り返ると、こんな背景があったと思う。

  • お堅い職業で安定していそう
  • 周りに説明しやすく、最低限の世間体が保てる
  • やりたいことがなく、思いつきやすい選択肢
  • 大量採用で入りやすそう

実際、新卒の金融や営業職は入りやすい。
真面目そうで、ほんの少しシャキッとして見えれば、人事にも気に入ってもらえる。

でもここに落とし穴がある。

「入りやすい職種・業界=自分に合っている」とは限らない。

特にメンタルが弱い人は、「立ち寄ってはいけない職種・業務」が存在することを知らないと、後でかなり苦しくなる。

「営業がダメ」ではなく「何がストレスか」を考える

もちろん、自信がなくても金融や営業が向いている人はいる。
だから「メンタル弱め=営業職NG」と単純化したいわけではない。

もっと大事なのは、
自分がどんな時にストレスを感じるのか、何が苦手なのかを具体化すること

アルバイト経験から考えてみる

例えば、カフェでアルバイトをしているとする。

一口にカフェと言っても、

  • ・レジでの接客
  • ・ドリンク作成
  • ・ホール業務

など、業務はかなり分かれている。さらに細かく見れば、もっと幅があるはず。

この中で、

1苦手だと感じる業務

2終わった後に異様に疲れる業務

  • 3できれば他の人にやってほしい業務
  • 4明確に「こっちの方が好き/嫌い」が分かれる業務

こういうポイントに目を向けてほしい。

自分の場合:本当に苦手だったのは「焦らされる感覚」

自分はカフェで働いた経験があるが、ドリンク作成が苦手だった。

注文の順番や品数を見て、優先順位をつけながら作業するのがとにかく嫌だった。

一方で、「コミュニケーションが苦手だからレジや接客も嫌いか」というと、そうでもなかった。
同じことを繰り返すだけで、優先順位を強く意識しなくていい分、気持ちが楽だった。

さらに深掘りすると、自分が一番ストレスを感じていたのは

「短時間で人を待たせている」という感覚だった。

社会人になってからも繰り返された違和感

大学卒業後、金融業界に入った。

窓口業務でお客さんを待たせ、上席のハンコを待つ時間がとにかくストレスだった。

焦りから、とんでもないミスをする、確認漏れが何度も治らない

そんなことが続いた。

学生時代、「自信がないし、コミュニケーションも得意じゃない。どうせ営業は向いてない」
そう思いながらも、世間体と入りやすさで金融業界を選んだ。

でも実際に自分を追い詰めていたのは、
**営業そのものではなく「急がされている焦り」**だった。

もしかしたら、窓口業務ではなく、自分のペースで進められる営業だったら、適応障害にならずに済んだかもしれない。

メンタルが弱い人に伝えたいこと

大事なのは、

メンタルが弱い=この職種はダメ

ではなく、

どんな業務・状況が自分にとってダメなのか

を知ること。

そのためには、学生時代にいろいろなアルバイトをして、
多様な業務を経験しておくことが本当に大きい。今だから言える。

学生のうちに、
「いつでも辞められる環境」で自分が避けるべき業務を知っておくだけで、就職先選びの失敗はかなり減らせるはずだ。



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