【生きづらい世界でこれからも】新卒で適応障害になりました。理解の無い辛さやもどかしさ

タイトルメンタルヘルス

どうもうなぎです!

適応障害という言葉を聞いたことはありますか?

適応障害は誰にでもなる可能性があります。最近では深田恭子さんなどの芸能人の方が適応障害になり、度々ニュースに取り上げられていますが「キラキラしていているのになぜあの人がなるのだろう」そういった声が多いのがまだまだ現実です。

Twitterを見ていてまだまだ理解が少ないので知って頂きたいという思いでこの記事の執筆を始めました。

今回は新卒で適応障害を発症しうつ病まで発展してしまった私の体験談になります。

次のような方にはぜひ読んで頂きたいです。

  • 適応障害を初めて聞いた人
  • 現在適応障害で悩んでいる人
  • 適応障害を疑っている人
  • 原因が分からないけど職場に行くのが辛い

目次

新卒で適応障害になった話(社内での辛さや違和感から会社に行けなくなるまで)

まずは適応障害とは何なのかご紹介します。

適応障害とは(辛さや症状)

適応障害とは厚生労働省のサイトにはこう説明されています。

日常生活の中で、何かのストレスが原因となって心身のバランスが崩れて社会生活に支障が生じたもの。原因か明確でそれに対して過剰な反応が起こった状態のこと。

日常生活の中で起こった出来事や環境にうまく対処できず、心身に様々な症状があらわれて社会生活に支障をきたす状態をいいます。ストレスの原因が明確であることが定義上重要となります。

症状はゆううつな気分、不安感、頭痛、不眠など、人によって様々ですが、仕事や学業などを続けたり、対人関係や社会生活を続けることに問題のある状態となります。これらは一般的には正常な人にも現れる症状ですが、適応障害の場合はそれを超えた過敏な状態となります。

治療にはまず原因となっているストレスを軽減し、心理的に回復させることが必要です。また、場合によっては薬物療法が必要なこともあります。

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイトより
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-041.html

簡単に言うとストレスに耐え切れなくなり、生活に支障をきたすようになってしまうことです。

症状は人によって違うのですが、共通しているのはストレスになりうる明確な原因があるということで、何かしらに対するストレスが無いと適応障害にはなりません。

適応障害になった社会人1年目の新卒時代

私は新卒で入った銀行で適応障害になりました。もともとは社会不安症障害という診断をされていたのですが最終的には適応障害と言われました。2年目にはうつ病にまで進展し、休職期間満了後退職しました。

新卒時代は環境の変化に伴い特に適応障害になる人が多いと思われます。新卒時代から日記のように綴っているnoteも読んで頂くと、どのような精神状態であったか理解して頂けると思います。
うなぎ|社会不安障害SAD|https://note.com/unafi/n/n192ee50bbe60

適応障害の原因

私にとっての適応障害の原因は職場での圧力と理解してもらえない事でした。
恐らく職場が適応障害の原因となっている方がほとんどだと思います。

その頃の私は社会人としてとにかく真面目にして同期に負けないように意気込んでいました。しかし、ながら元々の性格から緊張のあまりミスをしてしまったり、上司の何気ない指摘に酷く怯えていました。

初めは身体のダルさや少しの憂鬱さから始まります。

三カ月を過ぎたころ、新人扱いをされなくなり、怒られる毎日に怯えてる日々が過ぎていきます。その頃にはもう仕事が終わってもミスの反省をし続けたり、明日はどうやったら怒られずに済むかを考えるようになっており、ストレスがどんどん溜まっていきました。

ストレスが溜まった原因は上司からの圧力だけでは無く、周りからの理解が得らえないということもありました。相談しても「慣れたら治る」の一言で片づけられ、一人苦しみともどかしさに悩まされていました。

適応障害の疑いがある異変や症状

ストレスが溜まるにつれて、私の身体には異変が起こりました。
身体に起こる異変は人それぞれですので、私のはあくまで一例にすぎません。

適応障害の症状(初期)

  • 電話応対に酷く怯える(電話の音が鳴るだけでびっくりする)
  • 他人の表情を伺い質問に行けない(みんなが私に向けて怒っているように見える)
  • みんなの前で発表、作業ができない(体全身に汗が出て、声・手足が震える)
  • 試験の緊張で本調子どころか崩壊レベルの結果を残す(失敗が許されない)
  • ミスを指摘されると必要以上に考え込んでしまう(すべて自分が悪いと考える)
  • 原因不明の腹痛が続く

適応障害の症状(後期)

  • 心臓の鼓動がすごくなり、息苦しくなる
  • 眠れなくなる
  • 社内昼食をほぼ食べることができず体重が8キロ減った
  • 声が出なくなる(軽い吃音のような症状)
  • 朝礼で数字が読めなくなる

私が会社を休み病院へ診察しに行くまではこのような症状に悩まされました。
それでも責任感や自分が弱いだけだと思い奮起しましたが。2年目の春にある日突然蕁麻疹が出て会社を休みました。恥ずかしい事ではありますが、異変に思った彼女に病院に連れて行ってもらい、適応障害・うつ病の診断を受けました。

適応障害診断後の治療や予防法

適応障害を診断や疑いがあったらそのストレスの原因から遠ざかることが一番良いといいます。
例えば、職場が原因であればその職場から離れると身体の以上が次第と無くなっていきます。

私自身も会社を休職してからは症状は次第に落ち着いていき、無くなりました。

とにかくストレスを避けることが大切です。会社や部署が原因のストレスなら転職や部署移動を検討したほうが良いでしょう。

適応障害は誰にでもなる可能性がある

最初に記載した通り、適応障害は誰にでもなる可能性があります。

原因は人それぞれですが、ストレスの許容量も人によって違います。もちろんメンタルが強い方でも一時的に過度なストレスにさらされると適応障害になってしまう可能性は十分あります。

他人のストレスの数値を知ることができませんが、皆さんに訴えかけることで適応障害の症状は理解してもらうことができるかもしれません。

適応障害の理解を得る

適応障害を防ぐには理解を得ることが必要です。

家族や友人、会社の同期誰にでもよいので一度相談してみましょう。

近年では情報発信に多様性があるので色々なところで適応障害の理解を深めるための活動ができます。私自身経験したこと発信して理解を深めてもらえるように注力しています。

まとめ【適応障害を乗り越える】

  • 適応障害は誰にでもなる可能性がある
  • 原因は様々ではあるが、過度なストレスにより社会生活に支障をきたしてしまう
  • 治療・予防にはストレスから遠ざかることで次第と症状が無くなっていく
  • 他人に相談して理解を深めてもらうことが大切

皆さんには当てはまる症状はありましたか?

適応障害は誰にでもなる可能性があります。

自分もそうかもしれないと思った方は一度病院へ診察へ行くことをお勧めします。

我慢を続けたり放置をしておくとうつ病や他の精神疾患に発展する可能性があります。誰かに相談したり、ストレスの原因を無くすように心がけましょう。

うなぎブログでは他にもHSP・うつ病についてのメンタルヘルスについての記事も投稿しておりますので、読んで頂けると嬉しいです。ありがとうございました。

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